ADEL 音のオアシス(R)2008

 

マインハルト・ニーダマイヤー フルートリサイタル

 “ソロ&フルート四重奏”

 

プロフィール

マインハルト・ニーダマイヤー(フルート)
Prof. Meinhart NIEDERMAYR

  1941年ウィーンに生まれる。ウィーンの演奏様式を確立した偉大な父、ヨセフ・ニーダマイヤーの手ほどきにより6歳からフルートを始める。
  1955年14歳でウィーン国立音楽大学に入学、ハンス・レズニチェック教授に師事。在学中の1957〜1961年、ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルのエキストラとして、ワルター、アンセンルメ、クナッパーツブッシュらの巨匠の指揮のもとで演奏する。1962年最優秀で卒業。同年ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のもとJ.S.バッハのブランデンブルク協奏曲でソリストデビュー。
  1961年(在学中)、弱冠20歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、1968年に首席フルート奏者に就任。団員として世界各国を演奏旅行のほか、数多くの演奏会、ラジオ、テレビでのレコーディングなど幅広く活躍、団員からの信望も厚く1984年から1993年の10年間にわたり、ウィーン・フィルの副楽団長を務める。
  在団直後の1962年、ザルツブルク音楽祭において、カラヤンの指揮で「薔薇の騎士」の1番フルートを演奏。1963〜1969年、ボスコフスキーアンサンブル、ウィーン八重奏団とシュポアのノネットなどを録音。アンサンブルコントラプンクテのメンバーなど、ウィーン・ムジークフェラインで数多くの演奏会を行う。1970年、宮廷楽団団員となる。
  また、ウィーンの演奏様式を継承することを目的とするフルートのための「バーデンマスタークラス」の創始者であり、後進の指導にもあたっている。1988年からウィーンコンセルヴァトワール教授を務め、多くの育ててている(現在は退任)。
  2002年4月、ロリン・マゼール指揮のウィーン・フィル定期公演およびヨーロッパツアー(ロンドン、パリ他4公演)でソリストとしてJ.S.バッハの管弦楽組曲第2番を演奏し、各地にて大成功を収める。2003年9月、後進に道を譲るべくウィーン・フィルを退団、現在ソロ、室内楽など幅広く活躍中。
  マインハルト・ニーダマイヤーは、「黄金期」のウィーン・フィルで演奏した経験を持つ現役唯一のフルーティストであり、銀のフルートによる”真のウィーンの響き”を奏でられる最後のフルーティストといわれている。

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1982年 オーストリア政府より、文化芸術名誉十字勲章を授与される。
1985年 ザルツブルク市より、金功労賞賞のを授与される。
1987年 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から、名誉リング(指輪)を授与される。
1993年 オーストリア政府より、「プロフェッサー」の称号を授与される。

 
石川 静
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アンサンブルdeヨコハマ ENSEMBLE de YOKOHAMA

─ 指揮者なしで絶妙のアンサンブル  著名な海外ソリストと数多くの共演 ─

 1986年、国内外でキャリアを積むプロ演奏家によりHAMAクラシックアンサンブルとして設立(武蔵野音楽大学卒の成瀬志保が主宰)。小編成アンサンブル、弦楽合奏、室内オーケストラ、およびゲストソリストを加えるなど、多彩なアンサンブルにて幅広く演奏活動を行う。各地にて、教育委員会、文化財団、新聞社などの主催する文化事業に出演し、その優れた技術と音楽性豊かな演奏を高く評価される。
  数多くの著名演奏家と共演し、研鑽を積むと同時に国際文化交流にも尽力している。指揮者なしでの絶妙なアンサンブルには、評論家、音楽ジャーナリストなど専門家に定評があると同時に共演の著名演奏家から絶大なる信頼を得ている。
  神奈川県内においては、1990年1月(財)横浜市福祉文化振興事業団「吉野町市民プラザこけら落しの演奏会」に招待されほか、同年2月には横浜産業貿易センターで開催された(社)日本青年会議所関東地区ブロック協議会」主催の「1990年神奈川ブロック協議会全体会議」へ出張演奏、1991年2月横浜市南区役所および神奈川新聞社と共催で横浜市南公会堂にて「モーツァルト没後200年記念演奏会」を開催、1995年1月(財)はまぎん産業文化振興財団主催の「ヴィアマーレ ニューイヤーコンサート」に出演、同年(財)川崎市文化財団と共催で川
崎市能楽堂に於いて「ザルツブルク市友好都市提携3周年記念公演」を開催。その他、各地にて様々な演奏活動を行い、大好評を得ると同時に、今までにない企画のオリジナリティーを高く評価されている。
  1994年アンサンブルdeヨコハマに改名。1998〜2000年の間毎年(財)横浜市文化振興財団・関内ホール(横浜市民文化会館)と共催で大ホールに於いてニューイヤーコンサートを開催。現在、横浜みなとみらいホール協力事業として、同小ホールで年3回の定期演奏会を開催している。国内外の多くの著名演奏家とのネットワークを持ち、国際都市横浜にふさわしいプロ室内合奏団として今後の活躍を大いに期待されている。

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●アンサンブルdeヨコハマ 
弦メンバー

小澤郁子 Ikuko Ozawa(ヴァイオリン)

桐朋学園大学研究科修了後、1987〜1993年スイスにてアーロン・ローザンド氏に師事。
1991年イタリア・フィナレ・リグレ国際室内楽コンクールデュオ部門において、ディプロマ・ディ・メリト賞を受賞。

 

 

 
小澤郁子
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福本とも子 Tomoko Fukumoto(ヴィオラ)

東京芸術大学卒業後、ザルツブルク・モーツァルテウム国立音楽大学留学。卒業後、 東京都交響楽団に入団し1987年まで在籍。リサイタル「ヴィオラの楽しみ」を8回開催、上野学園大学講師として後進を指導。

 
福本とも子
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間瀬利雄 Toshio Mase(チェロ)

1983年桐朋学園大学研究科修了。仙台フィルを経て、1987〜1989年東京シティフィルハーモニック管弦楽団首席奏者を務める。パブロ・カザルス室内楽アカデミー、プラード音楽祭、エスタウッド音楽祭に参加。

 
間瀬利雄

 

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