ADEL 音のオアシス(R)2008

 

石川 静 & チェコの名門「クーベリック・トリオ」

 

プロフィール

クーベリック・トリオ KUBELIK TRIO

チェコの偉大なる世界的指揮者ラファエル・クーベリック(1914〜1996)が、その父、名ヴァイオリニストのヤン・クーベリックの名前を冠することを世界中で唯一認めた名門トリオ。プラハ音楽アカデミーで学んだメンバーにより1992年に結成。
  ロンドンのヴィグモアホール、ボンのベートーヴェンハウスでデビューを飾り、ヨーロッパ全土で活躍のほか、アジア各地でもツアーを行い、絶賛を博す。その活動は幅広く、モンペリエ音楽祭、ドゥブロニク音楽祭、バルセロナ音楽祭、クロアチア音楽祭など伝統ある国際音楽祭にも参加。また、ヨーロッパ各地のオーケストラとベートーヴェン、マルティヌー、ヴォジーシェクの三重協奏曲を演奏するなど、めざましい活躍を続け、チェコ共和国芸術祭(2000年日本ツアー)を経て、2004年には「ドヴォルジャークイヤー・チェコ音楽祭」に出演し、各地で好評を得る。
  日本に於いては、コンサートのほか2003年、広島交響楽団とのベートーヴェンの三重協奏曲テレビ全曲放映は話題となり、2007年の結成15周年記念・日本ツアーでの献呈作品の初演など、多彩に活躍。本場ヨーロッパでも数少ない常設のピアノ三重奏団として高く評価されている。

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石川 静(ヴァイオリン) Shizuka Ishikawa (Vn)

 東京生まれ。14歳でプラハの国際ラジオコンクールで優勝、中学卒業の1970年からチェコ国営ラジオ局の奨学金を得てプラハ音楽アカデミーに留学。1972年ヴィニヤフスキー国際コンクール第2位を獲得し、世界的に注目される。翌1973年にチェコ・フィルと共演してデビュー、大成功をおさめ、以来ヨーロッパ各国で活躍。エリザベト王妃国際コンクール、クライスラーコンクールなど、多数の著名なコンクール入賞歴を持つ。
  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニーをはじめ、世界有数のオーケストラと共演。NHK交響楽団のほか日本各地のオーケストラからも度々招かれる。また、プラハの春国際コンクール、日本音楽コンクールなどの審査員も務める。芸術選奨新人賞(1976)、芸術祭優秀賞(1979)受賞。

さらに詳しいプロフィールは、昨年(2008年)の≪石川静ヨーロッパデビュー35周年記念ガラ・コンサート≫へ

 
石川 静
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カレル・フィアラ(チェロ) Karel FIALA(Vc)

 プラハ音楽アカデミー卒業。ヴィオッティー国際コンクール、ベッリーニ国際コンクール優勝。ヨーロッパ各国、ロシアおよびアジア、南アフリカ各国で演奏し、大成功をおさめる。また、ソリストとしてプラハ交響楽団、モラヴィア交響楽団、北ボヘミア・フィルハーモニーほか、数々の室内合奏団と協奏曲を共演。
  カレル・フィアラは、ビロード革命後42年ぶりに祖国に戻ったラファエル・クーベリックに感銘し氏の元へ導かれ、1992年このトリオを「クーベリック・トリオ」として結成に尽力。
  彼は今、チェコの中堅の世代を代表するチェリストと言える。

 
カレル・フィアラ
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クヴィタ・ビリンスカ(ピアノ) Kvita BILYNSKA(Pf)

 11歳でウクライナのルヴォフ・フィルハーモニーとモーツァルトの協奏曲で華々しくビュー。ケルン国際コンクール、ザラコーザ国際コンクール、シンシナティ国際コンクールに入賞。ソリストとして、プラハ交響楽団、プラハ放送交響楽団、ブルノ国立ファイルハーモニーなどとベートーヴェン、ブラームス、ラフマニノフのピアノ協奏曲を共演。ヨーロッパ各地、アジア、アフリカ、アメリカ合衆国でソロリサイタルを開き、大好評を博す。
  1991年より、恩師カメニーコーヴァー教授のクラスを継ぎ、プラハ音楽アカデミー教授として後進の指導にもあたる。

 
クヴィタ・ビリンスカ

 

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